LED ZEPPELINの1枚の写真から物凄く歴史を感じた件
HR/HM界の伝説のバンドであるLED ZEPPELINのオリジナルスタジオ・アルバムの初期作3枚が本日6月4日にリマスター+未発表曲のデラックス版で新たに発売されました。
Led Zeppelin - Whole Lotta Love (Live Video) - YouTube
ウォール・ストリート・ジャーナル日本語版にてこんな貴重な写真を発見
レッド・ツェッペリン「胸いっぱいに愛を」の45年前の収録風景 - WSJ.com
「胸いっぱいの愛を」のレコーディングでレスポールを弾くJimmy Page
「Whole lotta love(邦題:胸いっぱいの愛を)」は セカンド・アルバム「レッド・ツェッペリンⅡ」に収録されているバンドを代表する名曲です。
このJimmy Pageの低い位置まで下げたレスポールにスタックのマーシャルアンプという組み合わせが与えた影響力は大きく、HR/HMのスタンダードのひとつとまでなりました(その後のブームで一時期レスポールの人気は低迷しますが…)
レスポールというのはアメリカのギターメーカーGibsonから発売されているギターのモデルであり、ジャズギタリストであったレス・ポールのシグネチャーモデルとして1952年に登場しました。
本来はジャズ・ギターとして生まれたレスポールモデルですが当時は人気が出ずにわずか8年で生産終了となります。
その後、時を経てその歪ませた時の荒々しさやリッチなトーンが時代の音楽とマッチしたことやJimmy PageやEric Clapton、Jeff Beckなどのギターヒーローが愛用したことから人気となり音楽シーンに無くてはならないギターの一つになったのでした。
長髪で低く構えたレスポールをよろめきながら弾くJimmy Pageはセクシーかつワイルド。これぞハードロックのギタリストといった感じ。カッコいいなあ。
ギタリストJimmy Page+名器Les Paulの組み合わせから音楽、ロックンロールの歴史のひとつが作られたといっても過言では無いと思います。
このたった1枚の、自分が生まれるよりも20年近くも昔の写真はそれだけで非常に価値のある貴重な写真であり、改めてロックンロールの歴史を感じる1枚なのでした。